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2020/03/25

お布施の基本について

1.お布施とは(お布施の意味について)

お布施とは、僧侶へ戒名や読経をいただいた謝礼として金銭を渡すことをいいます。金銭のことのみを指す言葉ではなく、見返りを求めず施されるもののことをいいます。

本来は、仏教における修行のことを指していました。

僧侶への報酬や対価という意味ではなく、あくまでもお寺へ寄付するという位置づけになります。

日頃からお墓を守ってくれる僧侶へ対して感謝の気持ちを示すことになります。


お布施で大事なのは気持ちであり、お渡しするものであり決まった金額というのは特にありません。決してビジネスでは無いので、高い金額を包む必要はありません。

各お寺ごとの考え方もありますので、よく分からない場合は、直接お伺いする方がよいでしょう。

2.お布施の由来について

上記でお伝えしましたが、お布施は本来「六波羅蜜」という修行法の修行のひとつでした。

「六波羅蜜」とは、煩悩を無くして悟りを開くための六つの徳目の総称になります。

その徳目の中の一つがお布施なのです。

3.お布施のマナーについて

お布施の渡し方について知らない方も意外と多いので説明致します。

お布施は袱紗という贈り物の金品を包んだり、上にかけて覆う目的で使用する四角い布を取り出して渡します。

お盆の上に乗せて渡す方が良いといわれています。

お布施は直接手渡しするのではなく、お布施をお盆に乗せて渡すことが一般的な作法とされているのです。

3-1.袱紗にお布施を包む方法

お布施の包み方については、弔事の包み方で金品を包みます。ダイヤの形になるよう袱紗を広げます。

中央より右側に封筒を置き、右→下→上→左の順に包みます。

僧侶に渡すときは袱紗を開いて、袱紗から取り出し、袱紗の上にお布施をのせてから、渡します。

3-2.お布施を包む袱紗の色に決まりはあるの?

袱紗の色は、弔事の場合、「紺、深緑、灰緑、緑、うぐいす、灰青、グレー、紫」といったシックな色が好ましいとされています。尚、紫は慶事の際にも利用できる色ですので、1枚あると便利です。

紫の袱紗は慶事と弔事の両方で使用することが可能ですので、一枚用意するなら紫を選びましょう。


袱紗は四角い形のものが古くからあるタイプですが金封タイプのもの(金封ふくさ)や、爪や台が付いたもの(爪付き袱紗、台付袱紗)などもあります。それぞれ包む金封の菌額に応じて変えましょう。

弔事で金封袱紗を使用する場合は、まず開きが左側開きになるように置きます。そのあと、香典を入れて、口を閉じます。右開きの場合は慶事のため注意が必要です。

4.お布施の渡し方について

お布施は仏様や僧侶の方への感謝の気持ちの表れですので、正しくお布施を渡すことができれば良いなと考える方も多いでしょう。ここでは、お布施の正しい渡し方マナーについてお伝えいたします。

5.お布施の渡すタイミングについて

お布施を渡す際のタイミングは重要です。お布施を渡すタイミングを誤ってしまうと、渡す側や渡される側もあまり良い気持ちにはなりませんね。

一般的にお布施を渡すタイミングは、「法事が終わって僧侶の方がお帰りになる時間」といえます。

法事が終わった後に渡す理由としては、法事が終わった後の時間帯が最も余裕をもってお布施を渡すことができるためです。その上、法事が終わった後に一息つくことができるためゆっくり渡すことができます。

6.挨拶の言葉について

お布施を渡す際に、「本日は、ありがとうございました。お布施をお納めください」 など

挨拶の言葉を最初に添えておくと、スムーズにお布施を渡すことができます。仮にお布施を帰り際に渡す際には、お経をあげていただいたことへのお礼の言葉をかけると良いです。僧侶の方が遠方からいらっしゃった場合は、遠い中来ていただいた事に対するお礼を伝えると尚良いです。

7.袱紗から取り出し方

お布施を用意した際は、袱紗に包んで持っていくことが一般的なマナーとされています。

実際に僧侶の方に手渡しをする際は、袱紗からお布施の入った封筒を取り出して渡しましょう。

8.香典とは?

そもそも香典とは、一体何のために納めるものなのでしょうか。

香典とは、人が亡くなった時に、遺族に対して贈るお花やお香に変わる金品のことをいいます。別名香料ともいいます。一般的に香典袋の中に古い紙幣を入れてから、お通夜や告別式の際に受付で弔問客から受け取ります。

金品のほかには米やおこわ、野菜、ろうそく、線香などが添えられる場合もあります。理由としては、昔は香典として飲食物を贈ることが一般的だったためです。

明治時代以降は、飲食物が金品に代わって贈ることが一般的になっています。

これは、香典の意味として、「故人に対する供え物」という意味だけではなく、「突然の不幸に見舞われた遺族への支援」という意味も込められています。



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